Pain on my body, Pain in my heart / 体の痛み、心の痛み

仙腸関節炎および股関節唇損傷で治療中のため、普段感じていることを今日書くことに。

本当はこういう体の話が需要があるとおもいつつ(自分も他の人の体験談を聞きたいと思う時もあるので)、暗い話になるしどうかなと思っていてずっと渋っていたトピック。

 

治療の内容とかは今回書くつもりはないけど、治療しているときによく出くわすことを書いてみる。

 

 

『復習してくれませんか』の心の辛さ

自分はずっと健康体で来てて、こんな長期間セーブするようなことに初めてなった。

ずっと健康だったことにすごい感謝するようになったし、同時にずっと何か気になる部分があると言うのは辛いと言うことがよくわかった。

 

ネガティブになろうと思えば波が来て正直とっても落ち込んじゃうし、他人の人生と比べてしまうこともよくある。

過去を振り返って自分があの時ああしておけば...とか色々考えることもできるから、なるべくそれはしないようにしてる。

 

怪我をして結構辛いなと思ったのは、生活が辛いと言うのもあるけど

あらゆる場面で自分の『痛み』の話をしなければいけないと言うこと。

 

怪我をしたと言えば、『どうやってそんなことになったの?』

『どんな怪我なの?』『どんな感じなの?』『今何してるの?』

あらゆる質問が飛んでくる。

日常生活で知り合いに会う時もそうだし、転院したり担当の先生やPTさんが変わる度

話をおさらいさせられることになる。

 

その度に、そのいきさつや現状を共有しないといけない心の痛みがやってくる。

テンションが下がる。それが思ったより辛いのです。

 

 

『何気ない一言』が心に来る

親しいひとや同じような状況に人に話すときは、自分のことをわかってくれてるので落ち込むようなことは言われないけど、そんなに親しい間柄でない人やただの同僚だと、話を聞かれた割に返される反応がイラっとくる時がある。(心狭くてすみません。)

『かわいそう』

『大変だね』

『いつ治るの』

『早く治してね』

とか。

いつ治るのかうちも知りたいわ。こっちだって早く治したいわ。

そんな気分になる。

でも相手も反応にきっと困ってるから何言っていいのかわからないんだと思う、その気持ちもわかる。

聞かれたら答えるだろうし、別に嫌じゃない時もあるけど

新たな場面で、復習させられそうになると、どこまで話そうかいっそ話したくないとしてしまうか迷う。

でも全然大丈夫と思われると困る。そんな矛盾が生じる。

 

『You can not know EVERYTHING, it's impossible』

人は全てを知ることはできないよね、不可能だと思う。

先日足が生まれつき悪い友達に経緯などを話してこう言うのがつらいっていう話をした。

彼は上の言葉を私に言ってくれた。

 

なんとなく心にささった。自分も今まできっと体に痛みがある人を理解できてなかったし、他人の痛みを同じほど感じることはできないのは普通のことで。

自分が『理解してほしい』と言う気持ちを持ってることに気づいた。

 

 

ジャニーズ性加害問題でも感じた『嫌な過去を復習させられる』つらさ

ちょうど私が怪我をした頃、ジャニーズ性加害のニュースがピークだった。

BBCの放映を見たこともあり、関心があったのでインタビューなどもみた。

 

でも思ったことは、過去を復習させられる辛さはこの人たちも同じなのかなと言うこと。

その時の内容や経緯などを詳しく聞かれると口篭ってしまう人もいた。

きっとその時、その内容をまた思い出して、また嫌な気持ちになりながら、どんなことをされたか理解してほしい一方で共有したくない矛盾した感情を感じながらインタビューに答えてるのかなとか。

それを何回も、何人も、あらゆる場面で一からインタビュアーの人に聞かれ、何度も質問に答えていくのは、心が何度も傷つけられてるのと一緒なんじゃないかなとか、そんなことを感じた。

 

色々言ったけど、でも進むしか仕方ない

ぜんぜんまとまらないけど、でもどんなに心が傷んでも

どんなことを言われても自分が前進できることを地道にコツコツ続けていくしか

方法はないんだよね。

だから自分もまだまだ治療頑張りたいと思う、まだやりたいことがたくさんあるし

先日見たドキュメンタリー番組のクレイジージャーニーで放送されたアドベンチャーレースに出てた人たちに勇気もらったので。(笑)

 

*アドベンチャーレースは大自然の中を、歩いて自転車乗って山登って岩登って海泳いで

800km近くを1週間とかで順位を競うレース。

 

でてる日本代表4人が脱水症状になって内臓にダメージ食らったにも関わらず走りながら体調整えて元気になったり、足に棘刺さってもそのまま気力で走り抜いたり、寝ないで自転車26m時間とか漕ぎ続けたりこの人たちの生命力どんななのwwwwww ってなった。笑

 

正直最初の段階で体調不良者が出て随分出遅れてたけど、キャプテンみたいな人が『俺たちはレースしに来てるんだから、本気見せてください』的なこと言って喝入れてて、最終的にすごい順位でゴールしてた。

あの時彼らが序盤ですでに意気消沈してたらその結果は出てなかっただろうし、その気力を持つって言うのはすっっっごく大事だなと、感動した。

 

 

だから自分もポジティブな気持ちで、地道に治療に向き合っていきたいとおもいますっ

エイヤーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

(ナルトみたいに影分身して自分100人と円陣組んでやる気入れてる絵面)

 

めっちゃ書いたな、終わり。