Downton abbey を勝手に考察する記事、season1 episode 6
今回は伯爵一家の長女で重要人物の、印象に残っているメアリーのセリフを抜粋してみます!
Mary Crawleyとは誰?
まずダウントンアビーでとても重要な人物であるメアリーについて簡単に紹介します。
クローリー家の長女のメアリー、性格はキツイ、キツい、キツイ。
キツいの3コンボというぐらいの性格のキツさ(笑)
聡明で知的、かつ少しSnobbish(イギリス英語でお高いという意味)。
ちょっと他人を見下す癖があるけど、本当は繊細で伝統を大事にする人なのです。
Season1では、思考回路や行動が幼稚な部分目立つところも。
伯爵令嬢というのもあり、随所で傲慢さが感じ取れるようなシーンがいくつかあります。
(しかしイーディスとシビルは令嬢だけどここまでお高くないのでやはり性格であるのは間違いないww)
メアリーのSnobbish加減がわかるセリフが最初の方にもあるのですが、それはまた書くとして...
メアリーとマシュー
いきなり伯爵の時期後継者として来たマシュー、中流階級出身というのもあり、メアリーは煙たがっている様子。
マシューは最初は攻撃的なメアリーを見て、ちょっと気が引けているけど、なんとなく興味があってもっと話してみたいなと思っているんだよね。
2人はちょっとずつ仲良くなり、ある日たまたま二人きりになった時に、マシューがメアリーに結婚してほしいとプロポーズ。初めてキスをするのでした。
I may have loved...
マシューが帰り、お母さんであるコーラの部屋に寄るメアリー。
コーラはそこまで2人が進んでいるとも知らず、マシューはどうだった?と特に気にせず質問をします。
メアリーが「He proposed me」(彼にプロポーズされた)と答えても、
「heavens, what did they put in them?」(お酒になんか惚れ薬でも入ってたの?)と茶化すまで信じれない様子。
メアリーの顔を見て、本気のプロポーズだと察します。
コーラに「Do you love Matthew?」(彼のことを愛してるの?)と聞かれると、
「Yes...I think perhaps I do. I think I may have loved much longer than I knew.」
(そうだと思う... もしかしたら自分で思うよりずっと前から愛していたのかもしれない)
と涙ぐみながら答えるのでした。
うーん、個人的はすごくグッとくるセリフだったなあ。
イケメンのトルコ外交官の息子や気になる公爵が来るとすぐに気を引こうとしたり、少し幼いメアリー。でも知らない間にお互いが気になっていて、時間をかけて関係を築いたマシューがほんとはずっと前から好きになっていたと自分で気づく様子が...
今までのメアリーとは対照的で、本当にメアリーがマシューが好きなのだとみんながハッとさせられるシーンだったと思います。
またperhapsやmay, I think など、英語でいう「かもしれない」的な曖昧な言葉が使われているところも気になったところ。
自分では気づけなかったけど、そうだったのかもしれない...
メアリー自身の驚きや、本当はずっとそんな気持ちだったのを素直に言えないメアリーの繊細さみたいなものが初めて垣間見えた瞬間だったなあと思うのです。
コーラはこれで伯爵家は安泰だ...
(次期伯爵と長女が結婚できれば、財産問題は円満に収まる)と少し安堵しますが、この後のエピソードでコーラが妊娠します。
またそれとは別で、メアリーはマシューに自分が過去に犯した過ちを言わなければいけない、でも幻滅されるのでは...と悩んでいる。
そうとはしらないマシューは、メアリーは返事もくれない、コーラが妊娠して時期伯爵がもし生まれたら、自分は伯爵になれないかもしれないのでやはり彼女は地位が大事なんだ、自分のことは好きじゃないんだと感じてしまったり、簡単に2人は進めず...
それぞれの事情が相まって、みんなヤキモキしてしまう。
ここがまたこのドラマの面白さでもあるんだよね。
メアリーはところどころ印象に残るセリフを言ってくれるので、また他にも書きたいと思う✌︎('ω'✌︎ )
出典
https://austenised.blogspot.com/2010/12/spot-jane-austen-in-downton-abbey.html