(日が空いてしまった)
今日は私の大好きな!!!!愛してやまない!!!
イギリスの時代ドラマDownton abbeyについてまず簡単な紹介をしようと思います。
このドラマについて愛を語ったら本当に何時間でも語れるし
初めて見たのは大学生の時で、それ以降ずっと私の中で一番好きなドラマ。
本当にこれだけ好きなドラマは一生出てこないんじゃないかと思うぐらい
大好きなのです...
全部で6シーズン+映画2作。
50回は見たと言っていいほど何回も見ていて
今も半年に一回は見るほど私のなかのバイブルなのです。
ストーリー
舞台はイギリス北部のヨークシャー州に土地の名士としてクローリー家が住んでいる館ダウントンアビー。
伯爵としてこの一家を存続させるために奮起する一家の柱・グランサム伯爵と
奥さんのコーラ、そして3姉妹のメアリー、イーディス、シビルが階上に住んでいる。
一方で、階下には使用人として雇われた執事や下僕、メイド、コックなど
2つの階級に分かれた人たちがそれぞれ生活する家なのです。
時は遡り、第一次世界大戦前の1900年代から始まります。
限嗣相続制度(男の人しかその家の財産を継げない)を採用しているクローリー一家は、娘しかおらず後継者問題に悩まされる。
(家によって決めている制度がおそらく違うと思われる。なら簡単に変えれないの?と思うが、一種の法として存在しているようで、変えることができない。)
伯爵の爵位を継ぐことになるいとこのジェームズと、長女メアリーを政略結婚させる予定だったが、タイタニック号にたまたま乗っていたジェームズが亡くなってしまい、
伯爵家の財産問題が白紙に...
(限嗣相続制度とは?http://www.downtonabbey-tv.jp/sp/entailment/)
遠戚のマシュークローリーだった。
*当時は階級制度が根強く、伯爵一家からしたら中流階級出身の人がこの由緒ある家を継ぐ?
それってどうなの?っていうかんじでみんなマシューのことは毛嫌いしている様子。
ましてや上流階級は仕事しないのがステータスなので、仕事してる人なんて余計やだってかんじ。
爵位継承者は一番家系図で近い男の人と決まっているため、マシューは変えられないし...
マシューを受け入れるのか?
はたまた限嗣相続制度を破って長女メアリーを女相続人にすることができるのか?
こんなところからスタートしていきます。
私が最もこのドラマを愛する点
それは!!!!!!!登場人物全員に必ずハイライトされる点。
いやいや伯爵一家の話じゃんって思うんだけど、実は使用人の人の話も
同じぐらい大事なストーリーとして描かれている。
階級が違う人にもそれぞれの人生があり、どれだけ辛いことがあっても
その先には輝かしい結末が待っていると勇気づけられるような瞬間がたくさんあり、涙なしでは見られない。
各々の心情描写がとても繊細だなと思います。
私の大好きな使用人の一人、モールズリー。
(好きなキャスト編はまた別途書く予定)
人をいじめることがやめられないトーマス
でもこの人はいつも自分の心と闘っているんだよね...
貴族の教養はこれなんだぜ、バイオレット伯爵夫人のThe イギリス式サーカズム
サーカズムについては別記事でも書きましたが、このドラマにはセリフがウィットに富んでいてクスッと笑える瞬間がたくさん。
中でもグランサム伯爵のお母さんバイオレット伯爵夫人(マクゴナガル先生やんけ!!!!)が本当に面白くてこの人がいい味出してる。笑
私の好きなシーン
3女シビルの旦那、トム(労働者階級出身で、貴族のしきたりなどちんぷんかんぷん)が
遊びに来ていた侯爵夫人をYour graceと呼ぶと、バイオレットがその呼び方は間違っていると指摘。
(階級ごとに婦人の呼び方が存在するため)
Tom: Of cource, your grace
どうぞ 閣下
Violet: Don't call her your grace
彼女を"Grace(閣下)"と呼ぶのはやめて
Tom: I thought it was correct
? 正しいかと思っていました
Violet: For serveants or an official at a ceremony, but in a social situation call her "Duchess"
使用人が使ったり公式な場で呼ぶのは正しいけど、このような社交の場は"Duchess"よ
Tom: Why? I don't call you "Countess"
なんでですか?私はあなたのこと"Countess"と呼ばないですよ
Violet: Certainly not
当たり前じゃない
Tom: There is no logic in it...
ロジックがわからないんですが...
Violet: If I were to search for logic, I would not look for it among the English upper class.
そんなものイングリッシュの上流階級に存在しません
(もし私がロジックというものをこの世に探すなら、上流階級以外のところででしょうね)
これがめっちゃ好きなのよね〜〜〜
確かにロジックなんてあったら上流階級とか存在しないよなとも思うしww
何より好き勝手するバイオレットがいうから説得力がえげつないのよね。
このドラマの醍醐味、圧倒的世界観の統一
洋服から家の装飾、本当に細々と世界観がすごいなと思います。
撮影地は実際の貴族の館、ハイクレア城で行われているんだよね。
広大な芝生と厳かな城の見事なビジュアルに目がうっとり〜〜〜💑
生きてるうちで絶対一回は行きたい。
何より一番納得するのは脚本。
脚本家のジュリアンフェローズは、貴族の家系に生まれているため
貴族のしきたりやエピソードが身近なものなんだよね。
その経験が細やかに反映されていて、全く違和感のない
ストーリーになっているんだと思います。
(大好きすぎて公式ガイドブックも読んだ。とてもよかった)
ひとまず簡単な紹介はこれで終わりにして
次回以降は
・印象に残っているシーンやライン
・この人が大事なんだ!好きなキャラクター
をちょっとずつ書いていく予定。
思いのままに書く予定なので、多分時系列ごっちゃになりそうww
(出典:)
https://www.star-ch.jp/drama/downtonabbey/1/
http://www.downtonabbey-tv.jp/sp/entailment/
https://www.pbs.org/wgbh/masterpiece/downton-abbey-no-longer-available-from-masterpiece-on-pbs/
https://theadventurine.com/culture/movies-tv/antique-tiaras-tell-the-story-in-downton-abbey/