Mumbles

🇬🇧愛が強め。熱狂的ダウントニアン。ダウントンアビーはじめ英国ドラマ映画メモなど思いついたことを書きます

古典作品もトライ「動物農場」

 

古典作品として海外でどんなものがあるんだろうと気になった。

友人に聞いてみると、まず学校でこれは読むらしい。

 

・あらすじ

舞台はイギリスのある農場。動物たちは、人間(農場主ジョーンズ氏)による搾取に耐えかねて反乱を起こし、農場を奪い取る。彼らは「すべての動物は平等である」という理想のもとに「動物農場」を設立する。

しかし、次第に指導的立場に立ったブタたちが権力を握り、他の動物たちを支配し始めるように。特にブタのナポレオンは独裁的なリーダーとなり、革命の理想は次第に歪められていく。

動物たちがそれぞれ独裁者だったり、知識層だったり、労働者層だったり人間界の現実を動物農場として描かれる。

ソ連時代のスターリントロツキーの対立、権力の腐敗や社会主義の現実、支配者層に歪められる真実など、社会風刺強めの作品。

世界大戦時にジョージオーウェルが書き上げたものの、当時のソ連批判などは出版社に受け入れられず何社も断られ、やっと出版。出版するとさまざまな国で翻訳されるようになったらしい。

 

 

・ 主なテーマ・メッセージ

権力の腐敗:「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する」という主題。

平等の崩壊:「すべての動物は平等だが、ある動物は他の動物よりもっと平等である」という名言で象徴される。

革命の裏切り:理想的な社会を築こうとした革命が、結局は新しい独裁に取って代わられる皮肉。

プロパガンダと洗脳:ブタのスノーボールやナポレオンがスローガンや偽情報で他の動物を操る様子は、政治的宣伝の批判でもある。

 

・有名な言葉

Four legs good, two legs bad.

四つ足いい、二本足だめ!

→人間を排除したい農場での一言。

 

All animals are equal. Some pigs are more equal than others.

全ての動物は平等である。いくつかの豚はより平等である。

→豚が農場を完全に支配し始め、社会主義を都合よく捻じ曲げた最後の一言。

 

 

読んでいて楽しい作品ではないものの、学校で教育に使われるのに納得の内容だった。

読んでいて損はなかったのと、自分がもっと当時の社会的背景みたいなのに精通してたらこの風刺とか、象徴を楽しめたのになあと思う。