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邦画は滅多に見ないものの、なんとなく気になってみてみた。
というか、実は勝手にshall we dance? =リチャードギアって思ってたので、日本版があるというかこっちが元祖なのを知らなかった。
あらすじは誰もが知ってると思うけど、
ミドルエイジクライシス的なものにさしかかった会社員が、ふとしたきっかけにダンス教室の先生を見かける。
美しさに見惚れて通い始めるうちに、だんだん社交ダンスにハマっていく。
役所広司全然みたことなかったけど、絶妙にもさい。
ちょっと内気でまさに当時の会社員て感じがするし、でもどこかすっきりとしたかっこよさもあって
みたくなっちゃう。
しかも意外と背高くて、ダンスむきのスタイルーーーーー。演じた理由がわかる。
自分としては、このちょっと砂がかかった映像もエモくてすごく好き。
冴えない杉山が、一生懸命ダンスを練習して、毎日がちょっと楽しくなって
仲間もできて、ちょっとずつ何かが変わっていく。
何歳になっても新しいことを始めて夢中になるってすごい素敵だなって思った。

奥さんが、「浮気でなかったのは安心したけど、あなたに置いて行かれたようで寂しい。ダンスと浮気されたってことね。」
みたいなこと言ってるのはちょっと泣いた。
その後杉山がダンスをやめちゃった後も、「ダンス続けて欲しい。楽しそうにしてるあなたがみたい。私にも教えてくれたらいい。」
と言って、少し二人で喧嘩するものの、庭で2人でちょっとダンスをしてみる。
寂しい思いをさせて悪かった。。。
と素直な気持ちを打ち明けるところも泣けた。
相手が打ち込んでるものを素敵と思う、その一生懸命な姿を素敵と思う。
でも同時に寂しさを感じる。なんとも言えない矛盾。
でも楽しそうなあなたの方がいい。
難しい感情だよね。。。
そして脇役ながらもとにかくスパイスを加えてくれる竹中直人
ちょっと演技とかが笑わせに来てるのに、すごく癖になる。

いやーーーーーーーー本当によかった。
今まで見た邦画の中で一番好きかも。
すっごく日本的な要素が詰まってて、それを見事に笑いに転換できた感じ。
慎ましい、勤勉的な中年男性が、華やかな社交ダンスに打ち込むっていう
絶妙な組み合わせでした。