Mumbles

🇬🇧愛が強め。熱狂的ダウントニアン。ダウントンアビーはじめ英国ドラマ映画メモなど思いついたことを書きます

漫画/矢沢あいの世界観から抜け出せない『NANA』の魅力



矢沢あいといえば少女漫画の名作たくさん。

下弦の月天使なんかじゃないご近所物語パラダイスキス。。。

どれが一番好きかは人による。

 

NANAの魅力とは?

 

大体ありきたりな言葉はVivienne westwoodがたくさん出てくる、オシャレとか

恋愛模様が云々とか。

 

でもそこじゃない、NANAの魅力は「登場人物のセリフと心情」なのよね。

 

設定は20歳前後の男女の人生が絡み合う。小さい頃は「大人ってこんなんなのかな?」と思って大人になると気づく、こんな大人びた20歳はいない。マジで。

ヤスとか23歳よ?まるで僧侶みたいなこと言うし、タクミなんて合理的主義を超えて人生の真髄を知ってるかのような素振り。

16歳の設定のシンちゃんは大人も思わず口を紡ぐようなことを平気でアドバイスしてくる。

 

おかしい、この世界観。

こんなに名言に溢れた世界観を生きてる主人公たち。。。

でも読んだ人は絶対思う、どこかで共感する気持ちがある。

一人の寂しさとか、好きな人に注ぎたい無償の愛とか、友達にどこまで入れ込むべきなのか?とか。

全部に共感できずとも、「どこかの場面で共感せざる得ない」瞬間が絶対ある。

 

だんだん暗い話になってしまうものの、

人生の格言みたいなのが詰まってて、大人になっても読みたくなる。

全然違い見方もできて、逆に全然気持ちのわからなかったものが今ならわかるようになる。

 

もう一つの魅力 子供にとってわからない世界を描く

 

自分が読んだ時はまだ小学生だった。当時はピーチガールとか、ぴちぴちピッチとか怪盗ジャンヌとか

The 少女漫画www 

(大体恋愛とか、なんか非現実的な動物飼う話とか)みたいなのが盛りだくさんで

NANAみたいな現実世界に即した漫画って結構斬新だった。

ましてや恋愛だけじゃない、夢を追う若者っていうテーマもあって他とは違う。

(もちろん読んでる雑誌によると思うけどね)

 

NANAには普通の漫画には書けない要素がたくさんあった。

クスリをやめられない主人公の彼氏とか、性行為のなまなましいシーンとか、売春とか。。。

でもこう言う「みたことのない世界観」はどこかで学ばないといけない。

そんなことを勝手に学ぶことになるのもこの漫画のファンが多い理由だと思う。

多分「どこかでみんな似たような気持ちを重ねてしまった、わすれられないバイブル」として君臨してるんだと思う。

 

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NANAで興味深い人物とは。